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2022.01.28

【社長ブログ】 51才の力士


大相撲初場所は御嶽海の優勝(13勝2敗)で幕を閉じました。

御嶽海はこの優勝を機に大関昇進が決まり、いよいよ横綱取りへ向かう輝かしい結果となりました。

その裏でひっそりと引退していく力士もいます。

序二段の華吹もその一人です。しっかりと結果を残しての引退だと拍手を送ります。

華吹の最高位は東三段目18枚目であり、関取にはなれなかった力士でした。しかしながら、30代でピークを終える力士人生の中で50代まで続けたことは並大抵の努力ではなかったはずです。外国人力士や大型化する若手力士の中で戦いを続ける事は怪我とメンタルとの戦いだったでしょう。きっと「やり遂げた・・・」という充実感と共に角界を去っていくのだと思います。カッコいい・・・。

私事ですが2月末に極真空手松島道場の黒帯試験に挑戦します。

50才を超え・・・、くしゃみをすれば腰痛になる、朝起きたら右手が上がらない、稽古中に左ふくらはぎが肉離れする、右ひざはカクカクする・・・こんな私が数時間にもおよぶ過酷な試験に挑戦します。(体中の関節にサポーターを巻きながら・・・)

今は自主トレとして毎週日曜日にも道場へ通い、朝8時から昼12時まで、冷たくひえた床の上を裸足で稽古します。1時間も動けば汗をかき、半袖になり、ひたすら稽古に打ち込みます。この先に何が見えるのか?続ける先に何があるのか?・・・きっと継続し続けた本人にしか見えない何かがあるのだと信じて稽古にはげみます。

角界を引退した華吹には何が見えたのでしょうか?私にも、この先に何かが見えるのでしょうか?空手もビジネスも継続の先には何か大きなギフトを与えてくれると信じて、しっかりと一歩一歩を踏みしめていきたいと改めて感じさせてくれました。

共感して頂ける全国のおじさん達・・・一緒に頑張りましょう。