企業コンプライアンスへ向けた社会的目線が年々厳しくなっています。

福岡では反社会的勢力幹部と会食をした社長の企業が指名停止や銀行取引停止となり、数週間後には倒産まで追い込まれたそうです。

予期せぬ倒産で職を失った社員さんには、その後の就活においてもコンプライアンス違反があった企業で働いていたことが影響して未だに就職口が見つからないそうです。

反社会的勢力幹部と社長の間に、どの程度親密な付き合いがあったのかは定かではありませんが、程度の大小に関係なく処分される姿勢には大きな時代の変化を感じます。

 社長の中では倒産という最悪な事態になることは想定されていなかったのでしょう。

感覚が麻痺していたのか?・・・状況を甘く考えていたのか?・・・、結果は想像をこえるものになりました。

社長をかばうつもりはありませんが、個人的もはここまで最悪の結果を招くことになると想定するのは難しいと思います。それだけにショッキングな記事でありました。

 人権に関しても同様に厳しい目が向けられています。

新疆ウイグル自治区の綿が使われていることが不買運動につながったケースがありました。

原材料の産地まで問われ、ここまで厳格に判断されるのか・・・と感じていました。

現在行われている東京オリンピックをフィルターとすることで、世界と日本人の人権やジェンダーに対する価値観に大きな差があることを知りました。日本という枠の中から飛び出して、世界という枠で価値観を計ることも今後の企業には必要な能力なのかもしれません。

本来正しくあるべき【倫理観】は経済活動の中で歪曲されてきました。【利益】を優先する過程において都合よく解釈を拡大させてきた結果だと思います。

時折【グレー】とか【グレーゾーン】という言葉を聞きますが、そのグレーゾーンの幅がドンドンと【ブラック】に寄って行ってしまうのでしょうね。

間近に迫った連休を活用して【倫理観】や【価値観】という見えないものと向き合ってみようと考えています。