戦後の日本は経済的・物質的な繁栄を最大の目標として幸福の価値観が作り上げられてきたように思えます。その前提には戦争による貧困があり、ポスト軍国主義として生まれたものが資本主義だったのかもしれません。第2次世界大戦から75年が過ぎて、いよいよ本格的なポスト資本主義へのシフトチェンジが始まったように感じています。

ビジネスにおける価値はネームバリューやデザインだけではなく、その企業が目指す社会的な貢献へ移行しています。人の価値も資産や地位よりも、生き方や在り方が評価されるように変化しています。

3000兆円に達するESG投資なるものがあるそうです。

これは【環境・社会・ガバナンス】に対して貢献する企業へ向けて投資を行う資金で、このような社会的課題にコミットできていない企業は、今後生き残ることができないとも言われているほどです。

最近ではSDGsという価値観を唱える動きも出てきたことは皆さんもご存じでしょう。

このようなことからもポスト資本主義の大きな方向性が見えてくると思います。

「これって全て大手企業の話でしょ・・・」と考えてはいけません。

ポスト資本主義に向けて、私は全ての企業に課せられた義務があると考えています。

私たちは家づくりのプロとして、企業の在り方や存在価値を大局的に考え、商品開発やサービスを通じて社会への発信が求められています。

働き方においてもお金では換算できない価値が必要になってきます。

企業は常に柔軟な進化を求められるものだと、改めて感じる日々です。